[就活・職場無双の剣] 錯覚資産とは?正しい作り方と起こしがちな失敗について徹底解説!
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みなさんこんにちは。本日もBliteの記事をお読みいただき有り難うございます。
最近昇降デスクを購入してさらに生産性が上がった長谷川です。
昇降デスク最高ですね(組み立てに3時間かかりましたが。)
さて、本日お話しするのは、”錯覚資産”についてです。
前回の記事で少し錯覚資産のお話はしたのですが、今回は錯覚資産をテーマに更に深掘りしていこうと思いますよ。
錯覚資産は友人との間でも、恋人との会話でも、もちろんビジネスの環境でも、なんなら人生を上手に生きていく上での必要不可欠要素といっても過言ではないでしょう。
この記事はこんな方にオススメです↓
・出世したい
・もっとスキルアップしたい
・認められたい・称賛されたい
・自分に付加価値を付けたい
錯覚資産って何?
ではまずはじめに、錯覚資産ってなんぞや。と言う話をしましょう。
錯覚資産というワード自体、初耳だと言う方も少なくないと思います。
大学3回生や現在絶賛就活中の学生さんは「錯覚資産を作れ」とセミナーなどで口煩く言われている方も多く、おそらく否が応でも覚えることになるので、今のうちにマスターしておきましょう。
めっちゃ簡単に言うと、錯覚資産とは”勘違いさせる力”のことです。
実は、この錯覚資産(勘違いさせる力)はみなさんが今まで生きた中で、誰もが知らぬ間に身に付け、使っています。
この錯覚資産の作り方を深く理解し、意識して使えるようになれば、学校でも、会社でも、人間関係や職場や学校での立ち位置まで自由自在に操ることができるようになり、無双状態に入ります。
しかし、その一方で錯覚資産を作ろう・貯めようとするあまり、逆に周りから辟易されてしまうなんてことも起こりえます。
そうならないために、しっかりとした作り方・使い方を抑えておいて、職場や学校で有効に使いましょう。
ではここからは、僕の実体験を踏まえながら錯覚資産の作り方・使い方まで、詳しく言及していこうと思います。
錯覚資産(勘違いさせる力)の正体
錯覚資産は勘違いさせる力であると前述しましたが、例えば、あなたがある企業の営業部で、初月から成果を出したとしましょう。すると、上司はこんなことを言います。
「あいつは先月営業成績がトップだったから、今月もやってくれるだろう」
みたいなことを言うわけです。
この時何が起きているのかと言うと、あなたの過去の実績に対して、周囲のあなたに対する未来への期待が付随している訳ですね。
あくまでも、営業成績が良かったのは先月の話で、今月必ずしも成果が出るとは限りません。
しかし、先月にしっかりと成果を残していることで、周囲の人間は「あいつはしっかりやってくれる」「優秀である」という認識を無意識に持つわけです。
このとき、あなた自身は「たまたまなんだけどなあ」と思っていたとしても、周りの人間は「できる人」としてあなたのことを認識するんですね。
この、自分が認識している自分と他人が認識している自分の間にギャップが生じているこの状態が、錯覚資産が作れているという状態になります。
錯覚資産を溜めると起こる良いこと
錯覚資産錯覚資産と連発していますが、みなさんこう思っているでしょう。
「意味は分かったけど、貯めてどうなるねん!」
と。ではまずは錯覚資産を溜めると起こる良いことについて解説していきましょう。
周囲からの評価が上がる
錯覚資産を溜めると起こる良いことその1は、「周囲からの認識と評価が上がる」と言うことです。
前述したように、あなたが成果を残すことで、周りの人はあなたへのポジティブな認識を無意識にもつのですが、この状態は人間関係を構築していく上ですごく大切な要素と言えます。
これは言い換えると、”信頼”です。今のこの世の中、圧倒的な実績よりも適度な実績と信頼を持っているものが勝つようにできてます。
つまり、食レポで美人のアナウンサーが何でもかんでも美味しい!というよりも、不味ければ素直に不味い!という毒舌芸人の方が指示され、信用を勝ち取ると言う訳です。
勘違いしてはいけないのが、「嘘をつくこと」がダメだといっているわけでも、アナウンサーは全員嘘つきといっているわけでもありません。
ただ、評価を得るためには信用を勝ち取らなくてはいけないので、そのためには「正直でいること」が鍵となってくると言うことです。
錯覚資産とは勘違いさせる力だよといっている割に嘘はダメだなんて、一見矛盾しているようには見えますが、そうではありません。
「嘘」で錯覚資産を作ろうとすると、必ず「言葉」が先行します。これは盛り癖のある人だったり、虚言癖の持ち主がよくこういった失敗をしてしまいます。
一方で錯覚資産を溜めるときには、目に見える「成果」が先行します。それは営業の契約件数かもしれないし、ウェブサイトのデザインの質と数かもしれません。
しかし、ただ実績を積み上げていくだけでは効果的な錯覚資産は作れません。
“実績✖︎コミュニケーションの質”の循環で錯覚資産は作られるのです。
これについては、錯覚資産の作り方で後述します。
必然的なスキルアップが望める
錯覚資産を溜めると起こる良いことその2は、「スキルアップが望める」と言うことです。
これはどういうことかというと、錯覚資産を貯めておくことで、錯覚資産を持っていない状態と比較をしたときに、目に見えてスキルや知識量が向上します。
周りからの自分に対しての期待値が高いと、それがモチベーションの維持につながったり、「こんなに期待してもらってるんだから」と、自分と周囲との認識のギャップを埋めようと努力しますよね。
すると、錯覚資産を持っていなかったときよりも、明らかに結果にコミットする力が向上し、錯覚資産の送料と比例して自分の実績が右肩上がりになっていきます。
しかし、この錯覚資産の塩梅も大切で、あまりに現状の自分と周囲からの認識のギャップをあけてしまうと、これがプレッシャーとなってのしかかり、ストレスを感じてしまうといったことも起きてきます。
そうならないために、周囲とのコミュニケーションを利用して認識を確認してみましょう。
自信がつく
錯覚資産を作ると起こる良いことその3は、「自信がつく」です。
個人的にはこれが一番大きなメリットかと思います。
簡単に言えば、頑張った分だけ褒めてもらえるし、次への期待もしてもらえる。そしてそれが自己肯定感を高め、振る舞いやコミュニケーションからも自信が見えるようになって、正直良いことしかありません。
自己肯定感を高めれば、仕事へ対するモチベーションも下がりにくく、ストレスを溜めることも無くなってきます。
錯覚資産の正しい作り方
では錯覚資産を溜めると良いことを解説したところで、具体的な錯覚資産の作り方について実体験も踏まえながら詳しく解説していきます。
「初速」で一定以上の成果を出す
これ、すごく大切です。
ただ成果を出すだけではなく「初速で」成果を出すのです。
どんな企業でも、必ず同期は存在しますし、なんなら先に成果を出して認められている人も必ずいますよね。
そんな中で錯覚資産を作るには、誰よりも早く成果を出す必要があります。
私が入社したインターンシップの会社は京都でも最大級のベンチャー企業で、入社した時点で同期は20人以上、既存のインターン生は60人ほどいました。
「これはやばい」と思った私はマーケティング部署ではなく、営業部署を選択しました。
一番成果が目に見えるし、数字を出せば最速で錯覚資産を作れると思ったからです。
そこから私は、とにかく初月からコミットしました。誰よりも多く電話をかけ、出社の道すがらバイクに乗りながら自分の録音音声を聴きながらブツブツトークしながら出社していました。
結果、初月で営業成績をあげ「初月で成果を残したすごいやつ」という錯覚資産を得た訳です。
コツは、「誰よりも速く」です。量で勝負しても、すでに結果を残し続けている人に勝るのは難しいです。
最高のスタートダッシュを切りましょう。最初はぶっちゃけしぬほどしんどいです。
しかし、未来への自分の投資だと思って踏ん張ってみましょう。
「やめたい」「もういいか」と思ってからあと一歩進んでみてください。この一歩が成果を出す人とそうでない人の違いです。
成果✖︎コミュニケーションで無双
成果を出すだけでは、十分な錯覚資産を作れるとは言えません。
成果とコミュニケーションのバランスをとることで、有効的に使うことができます。
例えば、企業での集団面接の場では、その場一発で面接官の方に対して錯覚資産を作る必要がありますよね。
入社後であれば1ヶ月以上の時間があるのに対して、面接となるとせいぜい10分ってところでしょう。
そんな短い時間のなかで、「こいつ・・・できる!」と面接官の方に思っていただかないと勝てません。
ここで大切なのが、コミュニケーションです。
ここで注意したいのが、「認めて?認めて?」という媚び売りコミュニケーション(僕は媚びニケーションと呼んでいます)では、絶対に勝てません。
ではどうするのか。
自分が残してきた成果・実績はどのくらいすごくて、どれほど難しいものなのかを言葉で説明するのです。
エントリーシートからは文字、もしくはポートフォリオからしかあなたの成果は確認できません。
的確に、そしてわかりやすく端的に説明をする練習をしましょう。自信を持って、ハキハキ、そして少しユーモアも入れれると一瞬で錯覚資産を溜めることができます。
錯覚資産に溺れるな!
ここまでは錯覚資産を作ると起きる良いことと、その作り方について説明してきましたが、ここから錯覚資産を作る上で起こしがちな失敗と、錯覚資産に溺れないための対処方法についてお話ししていきます。
「俺できる」自慢は絶対NG
これは実際に私がやってしまった失敗です。
営業で成果を残し、錯覚資産のメリットに味をしめた私は、気づけば対して成果も出していないのに、言葉ばかりが先行していくようになりました。
ここで何が起きていたかと言うと、過去に作られた錯覚資産を現在も武器として使用し、その話ばかりをするようになってしまったのです。
あくまで錯覚資産はスキルと共にアップデートをしてこそのものなので、いつまでも過去の実績に縋っていてはダメなのです。
これでは、錆切った剣を錆びていると気づかずいつまでも振り回してるようなもんです。「俺は過去にすごい実績を出した」「俺すげえだろ」感を出し始めてしまうと、逆に信用はガタガタに落ちていきます。
過去の私のようにならないために、錯覚資産に溺れないように注意しましょう。
「誇張」と「嘘」の明確な違い
錯覚資産に溺れてしまう失敗その2は、「誇張」と「嘘」を勘違いするという点です。
先ほど例に上げた就活の面接での錯覚資産の作り方を例に挙げると、「実績を上手く説明する」はいわゆる誇張も含まれるので、言い方次第では本来の実績よりもすごく受け取ってもらうことも可能です。
しかし、ないものをあるように説明してしまうとそれは「嘘」になります。あくまでも、事実をベースに、そこからブレないように話をするように心がけましょう。
案外、嘘というのは聞き手に見ぬかれます。特に面接官や人事なんてとんでもない量の人間を日々見ていますからね。
嘘を重ねれば重ねるほど、あなたのまとったメッキは剥がれていきます。
嘘の沼にハマってしまわないように、嘘には気をつけましょう。
錯覚資産は信用と直結する
いかがでしたか?
今回は錯覚資産の正しい作り方と起こしがちな失敗について詳しく解説しました。
私の実体験も多く含まれているので、これから就活をする学生や、新社会人になられる方に参考にしていただいて私のように間違った作り方・間違い方をしないように注意していただければと思います。
錯覚資産は諸刃の剣です。正しく使えば自身の付加価値となり、自分の価値を底上げしていってくれますが、使い方や作り方を誤れば錯覚資産に溺れ信用を失ってしまいます。
この記事が少しでも読んでくれた方のお役に立ちますように。
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