『真似することの大切さ』について考える。スキルはコピーではなくインストールしろ

『真似することの大切さ』について考える。スキルはコピーではなくインストールしろ

こんにちは。本日もBliteの記事をお読みいただきありがとうございます。

macbookはappleマークが光った2015年で時代が終わったと思っているBlite オーナーです。(2021年モデルは発光希望)

さて、本日お話しするのは『真似』についてです。

みなさん、『真似』についてどんなイメージがありますか?

小学生「うーわー!真似したー!いっけないんだー!」

大学生「うわ、あいつ山崎賢人の髪型真似してらあ笑」

社会人「私のアイデアをパクりましたね?この卑怯者!」

こんなん?

小学生、大学生のよくわからん判断基準はおいといて(おいとくんかい)、ビジネスにおいてアイデアをパクるなんてのはよくないことだと誰もが思っているはずです。

だがしかし、この記事ではそうではないんだよと言うことをお伝えするために書いています。むしろ、この『真似』することの大切さについて理解しておくのが、これからの激動の時代を生き残る為のコツであるとすら思います。

では、早速見ていきましょうか。

この記事は、こんな方におすすめ↓

・真似することは悪いことだと思っている

・真似することは悪いことだと思っている

・真似することは悪いことだと思っている

ごめんなさい。これしか思いつかずふざけました。よしゃ、ではれっつごー!

真似の定義について

早速ですが、この僕がさっきから言いまくっている『真似』の定義づけをしていかねば話は進みません。

僕の言う真似とは、方法や手段を自分の中に落とし込み自分自身に還元することです。

これはつまりどういうことか。コピーではなくインストールであるということです。

元来皆さんが否定する『真似』というのは、人のやったことをそっくりそのまま模倣してあたかも自分の価値のように振る舞ったり、それらを行使したりすることであるはずです。

これがコピーです。確かに、それらは否定されて然るべきでしょう。

しかし、僕の定義する『真似』はあくまでも、誰かの発信している1次情報を自分自身に取り込み還元するものなので、本質的に異なってきます。

早く解説しろよバカ。と言う声が聞こえてくるので詳しく解説しますね。

『学ぶ』は『真似ぶ』こと。

それっぽく言ってみました。学ぶは真似ぶことです(どっかで聞いたことあるよね)。

そう、真似をすることは、学ぶことと直結しているのです。

みなさん、考えてみてください。

今、何故歩けるのですか?

歩く上で、「脹脛の筋肉をこう使って、親指をこうじゃ!」と懇切丁寧に教えられたという人はまずいないと思います。

小さい頃から両親やその他の他人を見て歩き方を無意識に見て盗んで歩けるようになります。

そう、私我々人間は元来、真似することによってあらゆる知識や手段を身につけて成長する特性があります。

まあ、広義で言えば、人間だけではなく生きとし生けるもの全てがそうかもしれません。

つまり、『真似』する能力がなければ人は成長することができないのです。

スキルを向上させる上で真似は絶対に必要である

前述したように、我々は真似を行使することで学びを得ているわけですが、例えばビジネスの現場で使用される専門的なスキルであったり、リテラシーを得ることは、歩くこととは訳が違います。

難易度も格段に上がりますし、真似するにも難しくなってきます。

しかし、やはりスキルを身に付ける上で真似をすることは何よりも重要なのです。

よく、やり方を真似することに対して猛烈に批判をして、「自分で考えてやれよ!」って言う奴がいますが、きっとそいつも誰かから無意識に得た情報を自分のものとして使っているはずなんです。

大切なのは、どうやって真似をすれば自分自身のモノにすることができるのかを理解することです。

コピーではなく、インストールしろ

これが本質だと思っています。

本質的な真似とは、コピーではなくインストールなのです。

例えば、営業で成績を残しまくってる人がいるとします。

当然、「この人は何故こんなにも契約を量産するんだろう」と不思議に思いますよね。

逆に言えば、その人のように自分がなってしまえば自分も同じように契約を量産することができるはずです。

まずはその人の喋り方の癖、声のトーン、言い回し、その他もろもろを完全にインプットしましょう。ここまでは模倣で大丈夫です。

大切なのはここから先。

何故この喋り方なんだろう、何故この言い回しがクライアントに響くんだろう。等を全て理由づけし、自分の中で落とし込んでください。

そして、改めてアウトプットしてみると、模倣してた時と比べて自分のアウトプットに変化があることに気づくはずです。

この状態が「スキルをインストール」した状態だと僕は考えています。

入り口はコピーでも問題ありません。大切なのはその次。

コピーしたものを何度も何度も飲み込んで自分の中に溶かしていきます。

すると、次に自分から出たその情報はさらに精査され、ブレンドされよりよいものになります。

『真似』を極めればスキルが上がる

ここまで真似をすることの重要性と、その方法について解説してきました。

宿題の答案丸写しとか、そんなんはただの模倣。自分のものになろうはずがありません。

しかし、スキルを身に付ける上では真似は絶対に必要で、例えば僕の仕事であるデザインにしてみても、デザインスキルを向上させるためにまずはデザインのトレース(サイトやロゴをそっくりそのまま作ること)をかなりの数行います。

すると、「あ、ここはこの配色だから明るい印象なんだ」「ここにこのフォントを使えば統一感が出るんだな」

と、細かい要素に対しての言語化ができるようになり、それが、今後自分のデザインに活きてくるようになります。

一番大切なのは、「正しく真似る」ことです。

この『真似』の法則をしっかりとおさえておけば、皆さんも思い描いたスキルを身につけ、理想の自分になれるのではないかなと思います。

 

この記事を読んで、『真似』をすることへの抵抗を持っている方へ、すこしでも次の一歩を踏み出せるきっかけになってくれたら大変嬉しく思います。

Bliteでは、普段の僕自身の気づきや専門的な知識に関してのtipsなどを幅広く更新しています。
是非、他の記事も読んでみてくださいね。

では、また次回の記事でお会いしましょう。